翻訳と辞書
Words near each other
・ 阿知須駅
・ 阿知須駅 (初代)
・ 阿福
・ 阿積
・ 阿立未来
・ 阿竹智史
・ 阿笠博士
・ 阿答赤
・ 阿答阿者
・ 阿米
阿米 (人物)
・ 阿紀神社
・ 阿紫
・ 阿羅々木
・ 阿羅健一
・ 阿羅本
・ 阿羅本景
・ 阿羅漢
・ 阿羅羯磨
・ 阿羅邏仙人


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

阿米 (人物) : ミニ英和和英辞書
阿米 (人物)[およね]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こめ]
 【名詞】 1. uncooked rice 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

阿米 (人物) : ウィキペディア日本語版
阿米 (人物)[およね]
阿米(およね、寛政3年(1791年) - 嘉永5年3月4日1852年4月22日))は、江戸時代の人物。徳山藩出身。「都濃の三孝女」の一人。父は日傭の金左衛門。母は河内村の農民・茂左衛門の娘。
寛政5年(1791年)、徳山の貧しい家に生まれる。寛政8年(1796年)、母が死去し、母方の祖父である茂左衛門に引き取られて養育された。享和2年(1802年)に父が病気となったので、父の看病のために帰宅し、父の看病をしながら、昼は近所の米つきに雇われ、夜は父の側で糸を紡ぐという生活が続いた。米つきをする際には、体が軽いため、石を腰につけたと伝えられている。阿米は純孝な性格で、労苦を厭わず、父が満足するのを自分の楽しみとした。このことが藩主・毛利広鎮の耳に入り、たびたび表彰され、米穀や恩賞を賜った。天保3年(1832年)、阿米の31年にわたる看病の末、父の金左衛門は68歳で死去する。
後に阿米が病にかかり、病状が重くなると、近所の人々に多年の厚意を拝謝し、自分の死後に遺骨を父母の墓の傍に埋めるよう頼み、嘉永5年(1852年)に62歳で死去する。法名を慈順といい、川端町の徳応寺に葬られた。
万延元年(1860年11月28日、阿米の孝養を称えるために石碑が建立された。碑文は安積艮斎が撰文し、書は楷書の大家である中村春秀による。
また、「阿米顕彰会」では、毎年阿米の命日に徳山市(現在は周南市)内の親孝行な児童・生徒を表彰し、今もその孝養を称えている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「阿米 (人物)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.